最後に最後のガレット・デ・ロワ物語
なかなか完璧に記録を残しきれないものなのですが、先日の最後のガレット・デ・ロワのオーブン内での様子は、
こんな感じでした。
パイ生地を閉じるときにクレーム・ダマンドがはみ出しがち(たっぷりだから 笑)だったのですが、
この時は綺麗に閉じることができた分、やはりパイ生地の上がりもこれまでで一番均等でした。
生地の側面にドリュール(塗り卵)やクレームがついたりすると層がくっついて上がりが悪くなってしまうのです。
...ですが、上がりが不均等の時でも、網をのせたりするとそこそこ何とかなるものでしたよ(笑)
ドリュールがちょっと薄めだったので明るめの黄金色に焼き上がりましたが、この模様は "太陽" がモチーフ、
若々しい "生命力" を表すことから、これもまたよろしね、と思っています。
いずれにせよ、焼き上がりにシロップをたっぷり塗ってツヤツヤ仕上げは大切なポイントですね!
さて、最後のガレット・デ・ロワ物語はここから...
ご存じのとおり、このガレットはkouくんの誕生祝いの手土産でした。
そこで、私は考えました。
まずは、母乳に影響が出てはいけないのでラム酒の香りづけはなし。
そして、忍ばせるフェーヴは.....?
ホントはご自慢の手作りマカロンフェーヴを入れたいところ(笑)でも今回はやっぱりこっちね♪
minaママの2切れ目で、 "おぎゃぁ" と登場
おくるみフェーヴ、kouくん誕生の瞬間!?
ここはひとつ "ガレット・デ・べべ" 赤ちゃんのガレット!
.....ウケてもらえましたぁ(笑)
そもそも、ガレット・デ・ロワは1月6日のエピファニー(公現節)で
食べらるキリストの誕生を祝うお菓子。
東方の三博士(王)がキリストの生誕を聞きつけて、ベルレヘムを訪れて
キリストに謁見し、お祝いの品を贈ったという日なのです。
最後のガレット・デ・ロワは、キリストならぬkouくん誕生を祝う
お菓子ね~♪ と、 "おぎゃぁ" を忍ばせて焼き上がるオーブンの中の
ガレットをムフフ~♪と眺めていたワタシなのでした。
...ということで、訪れた我々は、お祝いの品オムツケーキを持参した
東方の三博士な感じ?
残念ながら2人になってしまったので、ペコさんにもご参加いただき
.....
めでたしめでたし?
おしまい
by quedeau | 2011-01-30 20:18 | GÂTEAUX