カルーセルに咲く花
今更!?...(苦笑)
airyでふわっと軽い口どけではありながら、へーゼルナッツはしっかり香る美しいお花でございます。
先月末、新宿伊勢丹サロン・デュ・ショコラ開催中に行われた
ロシュー氏のトークショー&デモンストレーションに参加された方による情報では、
綺麗に削るポイントは、ショコラを18℃に保つとのことでした。
A.Cバレンタイン・イベントでは、女子のお色気ムンムンで!?
少々室温が上がり気味、途中からは19℃位になっていました。
本日の " ひとりクルクル " も、室温18℃からはじめたのですが、
削るハンドルにペタっとショコラがはりつくし、やっぱりいまひとつ.....
しばらくおいて、夕方少し室温が下がり気味で、17℃。
すると、削るハンドルに多少ショコラがくっついていても、次々と綺麗なお花が咲きました!
ジロールで削られたチーズの花と一緒に並べたかった.....(涙)
参加されたみなさん、ごめんなさい...
でもまぁ、デビュー戦ですから??
切り替え早い(笑)
来年?もしくは幸運にもそれまでにショコラのレフィルが手に入った折には、
カルーセルに美しいお花、たっくさん咲かせますからね~!
<結果>
カルーセルの適温は、16~17℃
以上、ワタクシの検証結果でございました。
こちらは、再現(笑)
そうなのです、まわりのコーティングチョコレートが崩壊!
するとショコラが不安定になり、削りにくくなってしまったカルーセル...(汗)
むむむ.....
こちらは、ショコラをはずした台座
これだけだと、なんだか拷問器具のようにもみえますが(笑)
最初のセッティングもしっかりと、ショコラのブロックをぐぐっと差し込んでおきましょう。
思い切り過ぎて、万が一コーティング部分が割れてしまっても、問題はありません。
そうです、本日花咲いたカルーセルは、ジャンドゥージャむき出しです(笑) が、
それよりも、しっかり固定されず削ろうとするとショコラがクルクルしてしまう事の方が好ましくありません。
手で押さえようとすると、手の温度でショコラが溶けてベタベタ見苦しいことになりますからねー。
経験済み(笑)
案外ない方がフリルが綺麗だったりするかも?...とも思われます。
長くなりますが.....
今回、あまりの楽しさと美しさと美味しさを提供する"ジロール"に、これは一家に一台あってもいいのでは??
なんて盛り上がり、実際すでに購入検討に入っている方もあるという(笑)
少々ややこしいのですが、"ジロール" というのは、チーズを削る器具の名前です。
ジロール茸(あんず茸)のひだひだのようなフリルにチーズを削るところからついたのだそう。
このジロールをモデルにロシュー氏が生み出した、クルクル削ってショコラを楽しめるのが
回転木馬の意をネーミングされた "カルーセル" です。
そこで?私が密かに気になっていたことは、このカルーセルがジロール替わりになるのかどうかということ。
答えは NO ! かと思ったのですが、結局検討事項として保留(笑)
わかりにくいですが、カルーセルはジロールより小さく、使うチーズのサイズは決まっているそうなので、
まずは、ハンドルの長さが足りなさそう?カルーセル用のショコラは上面の直径8.5cmくらいだったので
...と、一旦は 早々に "NG" と結論つけたのですが、そうだと残してあったチーズの底面を
もう一度合わせてみると、あれ?もしかしたらOK?それとも縮んだとか?(台座はちょっと小さいかも?)
しかしながら、ハンドルの削り具合も観察不足。
まずは本来の使い方ができるかどうかだったので...(汗)
もう一度ちゃんと試してみないとですねぇ...
となぜかこだわり、一転期待を膨らませています(笑)
近々、ジロールが身近なお宅にいらっしゃるご様子だしぃ♪
さてさて、
そのジロールで削られるチーズは、Tête de moine/ テット・ドゥ・モワンヌ (修道士の頭の意)です。
tsuyuさんに解説いただいたのですが、牛のミルクで作られたスイスのチーズ。
コンテなどにも似ていて、適度なコクがあって食べやすくてとっても美味でした。
それにしても、修道士の頭って面白い名前ねと思っていたら、チーズについているラベルには
フランシスコ・ザビエルのような河童頭をした修道士の絵、これまた可笑しい。
....ん??
もしかして、あの頭の髪を剃るイメージで、チーズを削っているということ!?
↑ tsuyuさんの手元にぼ~んやり、ラベルの絵わかりますか??(笑)
by quedeau | 2011-02-17 22:14 | お気に入り